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2006年9月 6日 (水)

「戸惑いの日曜日」@サンシャイン劇場

細川ふみえの、その深淵な胸の谷間に一瞬でも視線を合わせてしまおうものなら、
クラクラッと吸い込まれてしまいそうな錯覚に陥り、危険だ。
それだけではない、2階からでもはっきりと確認できるその躍動感たるやどうだ。
あの岡田唯をもってしても、赤子のごとく一蹴され格の違いを見せつけられるだけ
だろう。


っていうか、何故そんな胸元あらわな衣装なのだ。(汗)

さすが、三谷作品・・・・・・。



細川ふみえの素晴らしさについてはとりあえず置いておいて、三谷幸喜脚本、
佐藤B作演出の喜劇、「戸惑いの日曜日」をサンシャイン劇場まで見に行ってきた。
9月1日(金)公演がS席1階、9月2日(土)昼公演がA席2階。

喜劇というものが、これほどまでに素晴らしいとは思わなかった。
自分はいい年をしていながら、今までの人生、何にも見てこなかったんだなぁと
痛感させられた。

Nichiyou


(↓ 以下、ネタバレできるだけなしで)


【キャスト】

いわゆるエキストラ的な端役は一人もいない。
14人それぞれのキャラが非常に立っており、役どころも明確。
ストーリーの、複雑になっていく面白さ・妙味を伝えるという点で、
効果的なキャストだったと思う。

そんなわけで、「誰」と名前を挙げるわけでもなく全員面白かったのだが、
特に挙げるならやはり小林美江だろう。
見る者に強烈な印象を残し、また最高に笑わせてくれる凄い役。(笑)
今回新たに追加になったキャラというが、うまくはめ込むなぁ。
(しかもなんか、チラシの配役表記が変更になってるね)


【脚本】
佐藤B作が、台詞に対し最大限の注意・敬意を払っているという意味が
よくわかる。
それくらい面白い脚本であり、ヘタにいじったり過剰な演技で台無しにしては
いけないということだ。

劇中、平均すれば2~3分に1回は会場に笑いが起こっていた。
それはただ笑いの小ネタが並列されているということではなく、
ストーリーが進むにつれて、最初から見てきた者だけが分かる
複雑な状況の笑いが増幅していく展開が本当に見事なのだ。

また、この舞台は最初から最後までセットの変更がないためテンポがよい。
「部屋の中」という設定だけで、端から端そして奥行きまで、まったく
無駄なく舞台をダイナミックに使い切っている。
家具や装飾品の多くにも意味があり、非常によく考えられているなと感じた。
脚本とセット・演出がとてもかみ合っていた。

とにかくこの話見れば、三谷幸喜の凄さが一発で分かる。


【大人の娯楽】
上にも少し書いたが、いわゆる直視的な単純な笑いとは少し違う。
例えば天井からたらいが落ちてくるとか変な格好をするとか、
そういった視覚的な笑いというよりも、台詞の妙味や間(ま)の笑いが
この作品の醍醐味になる。
(まぁ、スリッパで頭叩く場面とかもあるけど(笑))

そして、なぜそこが面白いのか、なぜ皆がそこで笑うのか、
説明などもちろんしてくれるわけでもなく、話の展開やその場面場面での
状況、置いてある物などから、理解したり察する能力が見る側にないと
面白さが半減する。

そのため、(理解力が低いであろう)子供と見に来るようなものではない。
まさに大人の娯楽、大人の贅沢なひとときを堪能できる空間と言える。


【中澤裕子】
詳しい話はやめておくが、主人公の娘役として非常に合っていたと思う。
衣装も自然で可愛らしく、( ・∀・)イイ!
「あぁ、自分もゆゆたん連れて礼子さんに挨拶に行きたいなぁ
(*´д`*)ハァハァハァア」と思ったヲタ多数だろう。

また、今回出演の女性陣はやたら抱きつかれるシーンが多いのだが、
裕ちゃんはセーフ!!!! ギリギリセェーフッ!!!
よく事前に止めた、アップフロント!!!w
(B作氏は役得だなぁ・・・)


【気になった点】
最初から最後まで笑いが頻繁に起こっていたが、さすがにそこまでの
頻度で笑うほどではない気がした。 (特に最初の30分)
「今の場面、大の大人が声出してまで笑うところか?」と自分との感覚の
ズレを感じることが数十回もあり、あまり変なところで笑われると
逆に自分が冷めそうになったり。
次の台詞が笑い声でかき消されて聴き取りにくくなることも数回。

いや、面白いのは間違いないんだけど、自分としては心の中で
「面白い面白いw」「(・∀・)ニヤニヤ」というところなんだよね。

自分のそばにもやたら大笑いしてる男の人がいた。
この人がレポ書いたら「最初から最後まで腹抱えて笑った」という風に
なるんだろうな。
自分は、特に笑いに厳しいというわけでもないんだけどね・・・。
まぁ結局結論は、人それぞれ感じ方は違うとしか言えないのか。





とにかく最初から最後まで笑いの波状攻撃が凄い。
延々と続く笑いに、これ一体最後はどう締めくくるんだ?と気になったが、
終わりの読後感も最高!

上の「気になった点」であのようには言ったけど、もちろん自分も、
腹筋を使うような笑いを何度もさせてもらった。
誰しも日常で大笑いする機会などそんなにないかと思うので、
それだけでもう元が取れたと感じるだろう。

自分はあと名古屋で2公演見る予定。
(「笑い」という性質上、多くても3公演くらいまでで抑えた方がいいかも)

東京、大阪、名古屋と終わってしまえば、次は何年後に上演されるか
わからないし、まだ見てない人は是非見て欲しいと思う。
一人でもいいが、彼氏・彼女、友人と行けば盛り上がること間違いなし!
自信を持ってお薦めできる作品だ。

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